Blueberry pound cake
　コーヒー豆屋の友人のために作ったメニュー。南米エクアドルで採れる豆は生のブルーベリーを噛んだような、ぎゅっと甘く弾けるような強い酸味と、新鮮なバターをなめたような軽い塩気のあるコクを感じます。元気さと大胆さを合わせ持つエクアドルのお豆のために、豊かで濃厚な酸味が美味しいブルーベリーのパウンドケーキを作りました。生のブルーベリーを美味しく加工してあるジャムを使った簡単なのに味わい深いケーキです。コーヒーのテイスティングパーティーに出したら大好評でした。
<materials　１８cmのパウンド型１個分>
  • 薄力粉１カップ
  • 砂糖１カップ
  • ベーキングパウダー小さじ２杯
  • 有塩バター100g（室温に戻しておく）
  • 玉子２個（室温に戻し割りほぐしておく）
  • レモン果汁半個分＆レモンの皮の千切り半個分
  • ブルーベリージャム３分の１カップを上記のレモン果汁でゆるめておく

how to make

  1. 粉、ベーキングパウダーをふるっておく。
  2. オーブンを180℃に予熱しておく。
  3. 室温で十分柔らかくなったバターをホイッパーで軽くクリーミーになるまでかき立てる。そこへ砂糖を徐々に加え、全体が白っぽくふわっふわになるまで、すり混ぜるようにかき立てていく。
  4. 玉子を３へ少しずつ加えてはよく混ぜてゆく（バターと玉子を分離させない）。玉子を全て入れたら、ブルーベリージャムとレモンの皮の千切りを加えムラのないようよく混ぜる。
  5. 木ベラに持ちかえ、粉をもう一度ふるいながら４に入れる。手早く粉っぽさがなくなるようまんべんなく混ぜたら、フォイルを敷きこんでおいたパウンド型に流し込み、４５〜５０分焼いて出来上がり。出来立てよりも、焼いた翌日や翌々日のほうが生地がよりしっとりと落ち着いて美味しくなりますよ。保存はラップやホイルできっちりと。常温でOKです。

note
　粉とバター類を混ぜる時は決して練らないこと。粉の持つグルテンの粘りがでてしまい、生地の堅く締まった重い味のケーキができてしまいます。今回は、友人の扱うエクアドル豆の味が生きるようにブルーベリージャムの量は控えめにしてあります。３分の２カップまで増やすと、より濃厚なブルーベリーの風味が楽しめますよ。お好みでどうぞ。

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