Boiled Pork With Split Peas レンジ茹で豚のスプリットピー添え
私の大好きなお豆の本「THE GOODNESS OF BEANS PEAS AND LENTILS」by John Midgleyの中から、Cotechino with Lentilsをアレンジしました。Cotechinoはガーリックのたっぷりきいたソーセージで北イタリアではレンティル添えのこのソーセージを新年に食べてその年の健康や幸運を祈るそう。Johnのレシピではレンティルと人参とセロリをニンニクや月桂樹の葉を入れたスープで炊くのですが、私の場合は戸棚に残っていたスプリットピーと美味しい旨味がでる干し椎茸を使った和風ストックを使い、ソーセージのかわりにレンジで作る簡単茹で豚にしました。焼き立てパンを添えて食べても、シンプル味のパスタを添えても合いそうですね。
<約3人分>
  • スプリットピー(挽き割りグリーンピース)120g
  • 人参 3分の1本(スプリットピーと同じ位の大きさの小さなサイコロ状にカット)
  • 戻した干し椎茸 3枚(どんこしいたけを使用・こちらも小さなサイコロ状にカット)
  • 干し椎茸の戻し汁 100cc
  • オリーブオイル 大さじ2杯
  • 塩 三本指で軽くつまんで2つまみ分。胡椒少々(スプリットピー用)。
  • 豚肩ロース固まり 300g
  • 塩と胡椒 少々(レンジ茹で豚用)
  • クミンパウダー 小さじ1杯
  • 湯1カップに小さじ1杯の顆粒コンソメを溶かしたもの

how to make

  1. 豚肩ロース肉は厚さを半分にカットし、塩、胡椒、クミンパウダーをすり込む。肉とコンソメを溶かした湯を耐熱容器に入れ、ラップをしレンジ強で約8分加熱する。取り出したら肉を裏返して汁に漬けてさませば出来上がり。
  2. スプリットピーを水ですすいできれいにしたら鍋にいれ、水をスプリットピーの量より1、2センチほど上まで入れたら火にかけ20分茹でる(中火の弱火くらい)。湯が沸くにつれアクがでてくるのでこまめに取り除くことと木ベラなどで焦げ付かないように時々かき回してやることが必要。20分後には水をすっかり吸収し、豆もホクホクしはじめているはず。
  3. 熱したフライパンにオリーブオイルをしき、人参、椎茸をしばらく炒めた所へ茹でたスプリットピーを加えてひと混ぜしたら干し椎茸の戻し汁、塩胡椒を加え、戻し汁の汁気がなくなるまで炒め煮する。汁気が飛んだ所で味をみ、塩気が足りないようなら塩を足して味を整えれば出来上がり。
  4. 食べ良い薄さにスライスした茹で豚を皿に盛り、脇にたっぷりのスプリットピーの付け合わせをのせて食卓へ出しましょう。

note

 John Midgleyの「THE GOODNESS OF BEANS PEAS AND LENTILS」はタイトル通りお豆だけを取り上げた小さなcookbookです。イタリアでよく食べられるカネリーニ豆やメキシコのピント豆(ウズラ豆の仲間)、レンティル、今回取り上げたスプリットピーなど日本では馴染みの薄い豆の紹介もありますが、多くはさやいんげんや、絹サヤ、ひよこ豆、オクラ、インゲン種の黒豆(大豆の黒豆でも代用できます)を使って、イタリアンや中華、中東など多彩なレシピを紹介している良書です。今回のスプリットピーの付け合わせはパスタの具にしても美味しい簡単豆料理。またスプリットピーはすでに挽き割りになっており他の豆のように一晩水につけたり、長時間茹でたりする必要がないので扱いもとても楽。調理時間も30分もかからないので、おなかぺこぺこで帰って来てもすぐに食卓に出せるお利口豆です。
 また、レンジ茹で豚は、スライスしたのをかきたてのカラシをたっぷり効かせたカラシ醤油をつけて頂くと最高。洋風に、バジルとオリーブオイル、塩胡椒をミキサーでかけてとろりとさせ、酢を少し加えたバジルドレッシングをつけて頂いても合いそうですね。

※レンティルやスプリットピーなどいつものスーパーマーケットで手に入りにくそうなお豆は紀ノ國屋や成城石井などのグルメストアーでも手に入りますが、ネット通販で購入するのもとてもらくちん。

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