Cherry Clafouti
カスタードって、バニラのいい香りがしてトロンと柔らかく思わず顔が緩んでしまう不思議な食べ物。
ベビーフードみたい。
カスタード液に旬のアメリカンチェリーを入れて焼きこんだクラフティ。材料をそろえたらあとは混ぜて焼くだけの簡単なもの。
チェリーの代わりに、ネクタリンやいちじく、洋梨なども美味しいですよ。
<materials 18cmのグラタン皿1枚分>
  • 生クリーム&牛乳 ともに1cupずつ 
  • 小麦粉 2tblsp (tblspは食事用のテーブルスプーンの意)
  • 砂糖 2tblsp (tblspは食事用のテーブルスプーンの意)
  • 塩 ひとつまみ
  • 玉子 Mサイズ2個
  • バニラエッセンス 1tsp (tspはティースプーンの意)
  • アメリカンチェリー 大きめのパック1箱分(おおよそ2cups、あるいは300〜400g)
    枝をとったチェリーは横半分に種にそってぐるりとナイフを入れ、切れた上下の果肉をそれぞれひねって二つに分ける。果肉に残った種は取り除く。

how to make

  1. オーブンを180℃に予熱しておく。やかんに湯を沸かしておく。
  2. ボウルに小麦粉と砂糖、塩をいれ、泡立て器でかき回して馴染ませておく。
  3. そこへ生クリームを少しずつ加え小麦粉がダマにならないよう泡立て器で混ぜてゆく。
  4. 生クリームの後、牛乳も加える。白身をよく切って混ぜておいた玉子も加えたら最後にカスタード液にバニラエッセンスをいれ香り付けする。
  5. 用意しておいたグラタン皿にチェリーをあしらい(この際、チェリーの断面を底にして置くと、焼き上がり時にチェリーの赤が表面に出てキレイですよ)、こし器でカスタード液を漉しながら静かにグラタン皿に流し込んでゆく。
  6. 天板にグラタン皿を配置しオーブンにセットしてから、やかんの熱湯を天板に8分目まで流し湯せんにする。
  7. オーブンの扉を閉め40分焼いて出来上がり。

note クラフティはフランスの伝統的な焼き菓子で、ケーキのようにナイフで切り分けられる硬さのものやトロリと柔らかくスプーンですくうような硬さのものなど、様々なタイプのレシピがあります。今回はスプーンですくうふんわり柔らかなタイプで作りました。焼き皿は、オーブンに入れられるものならもっと小さな容器で可愛く焼いてもいい。仕上げにグラニュー糖をふり、料理用バーナーで焦がしたら、キャラメルみたいでカリカリ美味しい。焼き立ての熱々でも冷蔵庫で冷やしてからでも。

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