midnight color

 midnight color、だったかな。

うろ覚えなあなたの仕事。それは私の言葉の貯金。真夜中の色。

midnight colorとつぶやくたびに、

両端をオレンジの暖かい光に挟まれるように、長く伸びる夜の坂道も、

雨降りの音を聞くベッドルームも、

バスで通りかかる、くぐるように巨大な杉の並木道も。

midnight colorの味付けだけで、ずっとかわらぬhometownの味。

うん、そう。甘いのに少し苦いんだ。

あなたの作るごはんは、ほんとに、とても美味しいわ。

ニコニコと味付けするそれに、私はいつも夢中になる。

おかわりしたくなる。

飽きることなく、ずっとmidnight colorの虜。

written by 藤沢佳乃

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